2015年3月27日金曜日

バンダイ ナスカ級キスカ製作記 1

モデルグラフィックス2015年5月号に掲載していただきましたバンダイ1/1000ナスカ級”キスカ”の製作記をポイントを絞り数回にわけて記事にしておこうと思います。
艦橋から。誌面にて「光らせるLEDで透かしながら・・」というのはこういうことです。
パーツの裏側からリューターを使い削りこんで行きます。この時素材を一皮残す感覚なんですが、例えば白LEDで同様の作業を行い本番のLEDを使ったら暗かったって事もあったし、素材の色との兼ね合いで色が目的と異なる場合もあるので確認の意味でもそうしています。
続いて下準備として艦橋パーツの中を抜いて配線やらエスカを通せるよう開口しておきます。LEDの設置位置についても今回は上下左右に光る窓があるので位置決めは慎重に。後、LEDに軽くヤスリがけをして光が少しでも拡散するように施しておきます。
右側は上部のツノ前後方向で光らせる工程です。0.25mmエスカを植えてますが、誌面のテキストと合わせて画像で確認して下さい。文字だけじゃなかなか伝えられない・・(^_^;)見てもらえばすぐ分かりますよね。細かな作業ですが実際やってみると短時間で出来ちゃいます。この後光硬化パテで埋めて整形しています。

追記)

上記工程と同じ作業は下方左右に伸びる”ツノ?”にも施しています。こちらは船体内部に仕込んでいるそれぞれのLEDを使い左舷側前方は赤、後ろは白に。右舷側前方は黄色、後ろは白とそれぞれ分けて光らせています。こちらの画像の方がわかりやすいので合わせてご覧になって下さい。
・・・追記以上・・・
「艦橋後方のレーダーと”艦橋”下部”のディティールが不足している・・」はこのようにジャンクパーツとプラ板等素材を組み合わせて再現しています。艦橋下部については完全に再現するには形状を変えないと行けないのであくまでも雰囲気です。
窓のマスキングはマスキングゾルを水で溶いたものを流しています。テープを使っても右画像のように塗装直後はどの道タッチアップが必要なので(技術不足・・)手早く出来る方法を選んでいます。この後塗色でタッチアップして整えています。
1回めはここで一旦締めます。また後日ご紹介致しますね!

0 件のコメント: