2009年5月8日金曜日

ジル・ヴィルヌーブ

本日は私の大好きなドライバーの命日であります。
私のH.Nってなんて読むの?とよく質問を受けますが、実はこの方に因んで付けています。ジル・ヴィルヌーブ(Joseph Gilles Henri Villeneuve)1977年マクラーレン(3rd car)からF1デビュー。同年フェラーリの創始者エンツォ・フェラーリ直々に招聘されフェラーリへ。1982年5月8日ベルギーGP予選アタック中の事故で他界するまでそのアグレッシブな走りと車がどんな状況にあろうとも取り憑かれたようにアタックする姿にカナダ人であるにも関わらずフェラーリの地元イタリア人ファン(ティフォシ)を熱狂させた伝説のドライバーです。1981年から1982年に亡くなるまで付けていたカーNo.27はその後ティフォシから”偉大な番号”とされフェラーリのエースドライバーの象徴となりました。
そんなわけで当時からのF1好きな方からすると非常にけしからんH.Nです。ファンの方々申し訳ありません!画像のようにカウンターステアを当てながらのドライビングスタイルは1976年にF1を知り翌年ジルがF1デビュー、当時は雑誌での写真を見る事しか出来なかった私にとってその写真一枚一枚で想像を膨らますしか無く初めて”動いている”ジルを見た時には声が出ない程感動した良い思い出です。
たった5年間のF1での成績は優勝6回ポール2回通算獲得ポイント107点ファステストラップ8回、残念ながらチャンピオンを獲得する事は出来なかったわけですが、当時からのF1ファンの記憶にはしっかりと刻み込まれたドライバーの一人ではないでしょうか?没15年後の1997年、息子ジャック・ヴィルヌーブがF1ワールドチャンピオンを獲得した時に涙したファンも多かったと思います。私もその一人・・実は1995年カナダGP(ジル・ヴィルヌーブ・サーキット)にてジルの大ファンであったジャン・アレジがフェラーリの27号車で初優勝を(しかもアレジ自身の誕生日!)挙げた時にも涙したのは内緒のお話・・
って事で私にとってこれぞジル!ってなベストバトルと言えば1979年フランスGPでのルノーに乗るルネ・アルヌーとのラスト3周の攻防です。YouTubeで見つけましたのでご覧になって下さい。この年はカーNo.12を付けています。人によってはこの番号の方に思い入れが強い方も多いですね!

つー事で今晩はジルの写真集でも見ながら1杯やります。なむ。。

0 件のコメント: